伝統的な棕櫚の和箒（レポート）

棕櫚（シュロ）の和ほうき　長柄7玉

歴史ある伝統的な形は、長年研鑽してきた機能美にあふれています。

それは近代的なプラスティック素材などと比べると、壁に吊るすだけで風景として絵になり、木造はもちろん、白い壁の上でも見栄えがします。

愛すべき道具として価値ある1本であり、大事にしたいと思わせる魅力があります。

はき心地は柔らかく適度の弾力と密度もありますので、フローリングなんかではとても良いはき心地です。

特徴として埃が舞いづらく、細かいゴミなんかもよく集まります。

昔から使われてるだけあって、畳などでも威力を発揮するようですね。

ただ使い始めは注意が必要で、はたいたりさばいたりして粉を落としておきます。

棕櫚箒の儀式のようなものだと思って手をかけましょう。

繊維自体の性質は何十年たっても変わらないそうで、後はすり減り具合だと思います。

すり減るほど使うとなると相当な期間が必要だと思いますが、当然使用頻度と環境によって変わります。

ただすり減った後も外用として使えますので、長年使えることに間違いないようです。

なにより、ビニールがやぶれてみすぼらしくなったりしないので、長く使おうと思えるところが良いです。

高い金額のものもありますが、こちらで3000円前後で購入できるのはありがたいです。

「棕櫚（シュロ）の和ほうき　長柄7玉」は、愛着をもって大事に使っていける箒です。

まず手始めに使ってみて、使い倒したあげく気に入ればグレードアップしてもいいと思います。

歴史がある分奥深いので、選択が広がります。