マキタ 充電式ハンディクリーナー 4070DW
デザイン
カラフルなライト点灯などの小手先の装飾が多い風潮のなか、究極に無駄を削ぎ落とした必要最低限のプレーン形で、スッキリしています。
業務用ならではの割り切りようですね。 あまり無駄がないので爽快感すら感じます。
カラーとしては、ボディのみ別色のバリエーションがありますが、断然単色が良いと思います。
機能性
家全体を掃除するメインの掃除機ではなく、思いついたときに素早く掃除する機動性を重視した掃除機です。 役割に完全特化しています。
特に力を発揮するシチュエーションは、
- 階段や狭いところで、大型掃除機の取り回しに困るところ。
- 季節によってペットの毛が日に何度も落ちる。
- 細かいゴミなどを落とした。
- 車の掃除など。
業務用のパワーで砂や小石などもらくに吸い取ります。
構造も単純なので毛が絡まって止まる、または後の掃除が大変などの心配もありません。
その他機能として、
- スイッチはトリガー式なので直感的であり、無駄に電気を消耗しません。
- フック付きなので、壁にかけるとスマートに片付けれます
- プレフィルタと内側に交換用フィルタ(洗って再利用できますが、1枚100円しません)
- ゴミはカプセル(ボディ)に溜まりますのでゴミ捨ては簡単です。(開けるとき注意)
- ローラー付きノズルでスムースに滑る
耐久性
構造が単純なので、機器よりむしろ充電用電池の耐久性と言えます。
使用しているのはニカド電池(ハンディクリーナーでは現在主流)で500階以上の充電が可能です。
ただ、継ぎ足し充電は「メモリー効果」を起こし、リフレッシュ作業が必要になりますので、 できれば使うときは電池が亡くなるまで使い、空になって充電することが望ましいです。
さて、ここで問題なのは「ニカド電池」です。 今までは主流でしたが、今後は「リチウムイオン電池」が主流になってくるようです。
ニカドとリチウムイオンを簡単に比較しますと、
「ニカド電池」
良い点
- 安定したハイパワーがある
- 約500回充電の耐久性
- 過充電や過放電時の危険が少ない
- 製品コストが安い
悪い点
- 自己放電がある
- 継足し充電による「メモリー効果」
- 充電に時間がかかる
- 内部に有害なカドミウム材
「リチウムイオン電池」
良い点
- 電気の大容量蓄電が可能
- 500回以上充電の耐久性
- 継足し充電可能
- 急速充電
悪い点
- 過充電や過放電に危険が伴うので、安全装置付きの充電器が必要 (セットに含まれますが場所をとる)
- 製品コストが高い
価格、コストパフォーマンス
簡易的な掃除機としては安い方が良いということで、ニカド電池の4070DW(8000円前後)にしましたが、 末永く使うんだということでしたら、リチウムイオンのCL070DS(1万円前後)が比較対象になるでしょう。
ニカド電池の場合寿命がきても交換できませんが、リチウムイオン電池の場合は3000〜4000円で購入可能です。
「マキタ 充電式ハンディクリーナー 4070DW」は自信を持ってお勧めできます。
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マキタ ハンディクリーナー 4070DW from Solipro on Vimeo.