制作
歴史が生きる町、木曽・奈良井
漆の町として有名な平沢と並ぶ宿場町、奈良井。
ここに、建築とデザイン業界で有名な会社があります。
伝統的に漆塗の技術を守りつつ、漆の新たな価値観を探求し続ける、
「木曽アルテック社」。
自然の持つ風合いを、技術によって芸術的に引き上げることが出来る、唯一無比のプロフェッショナルです。
まず大前提として、樹木のような天然素材の持つ独特のムラなどを許容します。
近代では均一こそ良しとされ、あらゆる加工を施し不自然な製品を量産してきましたが、木曽アルテック社では自然なムラ、経年変化を大事にします。
その上、 ”グッドデザイン” を数多送り出す、デザイナーの観点から総合的に仕上げます。
更に一貫した制作工程にも特徴があります。
木曽の風土で育った国産木材を、国内の手で、漆または柿渋などの国産自然塗料にて着色、保護をする。つまり本当の純国産商品と言えます。
当たり前ですが、日本の風土で育った物を日本で使えば、製品の安定性がより良いということです。
海外産と比べると少々高価ではありますが、長い目で見た場合のコストパフォーマンスは、優秀であると豪語します。